オフグリッドとは?
電力会社から家庭などに送られる電力網とは繋がっていない電力システムのことです。
太陽光発電などと蓄電池などを組み合わせ売電せず自給することを言います。
テレビやpc、照明、冷蔵庫、洗濯機など全部電気を使いますね。
大震災などの災害を経験された方は電気のない生活がいかに不便であるかご存知かと思います。
原発事故のため電力会社への不信感や停電の影響を避けるなどの理由で注目が集まっています。
家庭でオフグリッドを取り入れようと考えている方も増えてきているようですね。
実際にDIYでやってみようという方を紹介したホームページやその為の部材を専門的に扱う業者さんも増えています。
確かに余分な電気を使わずにエネルギーを自給自足できればと私も思いますが、ソーラーパネルで発電し、家庭で蓄電できる量には限界があります。
住宅の環境にもよりますし、ソーラーパネルの性能が良くなってきているとはいえ発電効率の問題もあります。
雨が1週間降り続いたら?自家発電のみで生活するということはあったら便利なものを切り捨てて消費を減らす必要があるかもしれません。
私もキャンプなどの際はソーラー発電で蓄電できる照明やスマホなどにチャージできる持ち運び可能な折りたたみパネルを持ち歩いたりして便利につかっています。
ソーラー発電は天候に左右されたりと不安定な部分もあるので私は住む為の家に関しては安定してエネルギーを使えるようにしておくべきだと思います。
震災などに対する備えとして自家発電を取り入れることは非常に良い選択だと思いますが歳を取ってもキャンプみたいな生活を毎日できますか?もし発電機器にトラブルが生じたらご自分で対応できますか?
完全に家を送電線から切り離して生活するということはそれなりの覚悟が必要ですね。
あと私が気になっているのは地方(といっても東京から近い)の空き地や空き農地にソーラーパネルが大量に増殖していることです。
のどかな風景の中に突如として現れるギラギラした人工物にやや違和感を感じるというか。
2015年6月の環境省の発表では耐用年数を過ぎてゴミとして排出される太陽光パネルが2040年に77万トンに達するとのこと。
現状では大半がうめたて処理されているそうですがパネルにふくまれる鉛などが環境汚染の原因となることも懸念されています。
リサイクルがうまく進まない限り太陽光で発電するということが必ずしもエコになるとは思えないのです。
太陽光パネルを作る際にも環境に影響がないのか気になります。
太陽光パネルの耐用年数は25年程度。その間にリサイクルやゴミ問題が解消できるといいのですが。
ただ経済活動として何も生まない遊休地を活用してそれがその所有者や地域の経済を押し上げてくれるのであればそれはそれでいいことではないかとも思うのです。
ソーラーパネルと蓄電システムがあれば災害が起こって電力会社からの送電がストップしてもある程度の生活の維持ができるというのは安心ですね。
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