お正月、初詣の参拝の仕方をおさらいしましょう

知ってそうで知らない、ついつい忘れちゃう神社の参拝方法、初詣に行ってあたふたしないようにお勉強しておきましょう。

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1 神社の正しい参拝方法

神社の正しい参拝方法

普段は神社に行かない方もお正月には初詣に出かける人も多いと思います。

御賽銭を入れて手を合わせて1年分のお願い事をしにいくという感じでしょうか？実際、年齢に関係なく参拝方法が間違っている方が多いです。正しい神社の参拝方法、おみくじ、お守りについても。

鳥居をくぐる時には？

鳥居から先は神聖な場所です。一礼をしてから入場しましょう。その際、道の左側を歩く人は左足から、右側から歩く人は右足から鳥居に入りましょう。

入るところから神様に見られています。

参道はどこを歩けばいいの？

参道の真ん中は神様の通り道ですので鳥居をくぐったら、端を歩きましょう。観光地ではありませんからはしゃいだり騒いだりせず静かに歩きましょう。

手水舎（ちょうずや）で手と口を清めましょう

手水舎で手と口を清めてから参拝しましょう。衛生的に考えても柄杓(ひしゃく)には口をつけてはいけません。

順番は以下の通りです。

右手に柄杓を取って左手を洗う
左手に柄杓を取って右手を洗う
一度右手に柄杓を取って左手に水を貯めて口を洗う
残ったお水で柄杓を立てにして、柄杓の柄に水を流す

本殿前で手を合わせるときは？

本殿前にきたら、まずはそっと賽銭箱にお金を入れます。神様に向かって賽銭を投げてはいけませんよ。鈴をならしたら2礼2拍手をし、その後手を合わせて名前と住所、感謝の意を伝え、その後誓いの言葉を伝えます。終わったら1礼をすること。出雲大社は2礼4拍手1礼です。

「お金持ちになりますように」「結婚できますように」などお願い事だけを伝えるべきではないそうです。誓いを立てることで神様が助けてくれます。自分の努力が必要ということですね。

具体的なお願い事は護摩木や絵馬に書きましょう。

おみくじ

占いの一種としておみくじを引く方が多いと思いますが、そうではありません。凶が悪いとか大吉が良いとかではなく。良い結果を求めるならここを改善しなさい、こうすれば幸運がつかめるといった神様からのアドバイスと考えましょう。財布などに入れておくと後で確認できます。

凶が出てもがっかりすることはありませんし、大吉が出るまで引き直すようなことはしないようにしましょう。

初詣はどこに行く？

大きな神社やCMをやっている神社を選んで行かれる方が多いと思いますが（私も過去にはそうでした）お住いの地域を守る氏神様にお参りに行くのが一番です。氏神様は神社庁に問い合わせれば教えてもらえます。

お守り

たくさん買い込んでもお守りの効果が増すことはないようです。１つか２つで十分でしょう。お守りの効果は１年です。古いお守りをお持ちでしたら初詣の時に持っていきましょう。神社に行くと「お焚き上げ」や「古神札納め所」と書かれた場所があるので探してください。そばに賽銭箱があるならお賽銭を入れて１年守っていただいたことを感謝して納めます。遠方でいただいたお守りは近所の神社に納めても大丈夫です。